今回は、「ANAプレミアムメンバーの魅力」についてについて徹底解説!
「旅好きだけど、お金も時間も足りない…」そんな悩みを抱えていませんか?
この記事では、ANAマイルをもっと賢く活用して、年1~2回の旅行を“無料”に変えるための第一歩として、「ANAプレミアムメンバー」の仕組みと取得方法をわかりやすく解説します。
ラウンジ利用や優先搭乗など、ANA上級会員の魅力がまるっとわかる内容なので、これからマイル生活を始めたい方は必見です!
これまでのあらすじ↓
ゼロから始めるANAマイル生活
- ANAマイレージクラブとは?
- ANAマイレージクラブの入会方法
- ANAマイルの貯め方
- ANAカードの選び方
- ANAマイルの使い方
- ANAスカイコインの貯め方・使い方
- ANAプレミアムメンバーの魅力 ←今回
ANAプレミアムメンバーとは?

ANAプレミアムメンバーとは、ANAの上級会員制度で、“快適な旅の体験”を得られる特別なステータスです。
上級会員になることで、空港での待ち時間を短縮できたり、優先搭乗・ラウンジ利用など、旅そのものが快適でスムーズになるのが最大の魅力です。
そもそもANAには「一般会員」と「プレミアムメンバー」という2つの大きな階層があり、プレミアムメンバーの中でも3つのランクが存在します。
ステータスが上がるほど、受けられる特典がグレードアップしていく仕組みです。
実際にANAをよく利用する人々は、このステータスを得るために年間数十回にわたり意図的に搭乗を繰り返す「修行」と呼ばれる行動をとることもあります。
これは「プレミアムメンバー修行」や「マイル修行」とも呼ばれ、SNSでも話題になるほどです!
次章では、実際にどんなランクがあるのか、そしてそれぞれにどんな特典がついてくるのかを詳しく見ていきます。
ANAプレミアムメンバーのステータスランクと特典一覧

ステータスランクは3段階

ANAプレミアムメンバーは、年間の搭乗実績に応じて「ブロンズ」「プラチナ」「ダイヤモンド」の3つのステータスに分かれ、それぞれで受けられる特典が大きく異なります。
ステータス別の主な特典
受けられる主な特典は、
| 特典 | ブロンズ | プラチナ | ダイヤモンド |
|---|---|---|---|
| ANA SUITE LOUNGEの利用 | ☓ | ☓ | ◯ |
| ANA LOUNGEの利用 | ◯(※1) | ◯ | ◯ |
| 座席クラスのアップグレード(※2) | ◯ | ◯ | ◯ |
| 特典航空券の優先 | ☓ | ◯(国際線のみ) | ◯ |
| 優先チェックインカウンター | ◯(※3) | ◯ | ◯ |
| 手荷物受け取りの優先 | ☓ | ◯ | ◯ |
| 手荷物許容量のご優待 | ◯(国際線のみ) | ◯ | ◯ |
| 専用保安検査場のご利用 | ☓ | ◯ | ◯ |
| 優先搭乗のご案内 | ☓ | ◯ | ◯ |
| マイルの有効期限の延長 | ☓ | ☓ | ◯ |
※1:マイル又はアップグレードポイント利用
※2:アップグレードポイント利用
※3:プレミアムエコノミーチェックインカウンターのみ
このステータス制度は、ANAの上級会員向けプログラムの中核であり、フライトの快適さを飛躍的に高める特典が用意されています。
特に「ANAラウンジ」の無料利用や、手荷物優先、座席クラスのアップグレード、マイル有効期限の延長などが魅力です。

例えば、ANAラウンジはクレジットカードラウンジとは一線を画すクオリティ。

国内線でも無料のビールやアルコールが提供され、国際線では食事付きの本格サービスを体験できます。
また、ANAスイートラウンジはダイヤモンドメンバーのみの特権で、より豪華な空間と食事が楽しめます。
アップグレードポイントの使い道

アップグレードポイントとは、ANAプレミアムメンバーに付与されるポイントのことです。
このポイントは、前年に獲得したプレミアムポイント(PP)に応じて毎年4月に付与されます。
つまり、ANA上級会員として多く飛行機に乗るほど、多くのアップグレードポイントを得られる仕組みです。
「修行」と呼ばれる搭乗実績の積み上げが、そのまま恩恵に直結するのです。
活用方法は主に以下の3つ:
- 座席クラスのアップグレード
- ANAラウンジの利用
- ANA SKY コインへの交換
座席クラスのアップグレード
アップグレードポイントの最も効果的な使い方は、「座席クラスのアップグレード」です。
エコノミー席の快適性に不満がある方にとって、わずかなポイントで上位クラスへアップグレードできるこの仕組みは、ANAプレミアムメンバーの大きな特典です。
この制度では、保有しているアップグレードポイント数に応じて、国内線および国際線で上級クラスへの変更が可能。
しかも、出発の直前でも空席があれば利用できるため、柔軟性も高く、旅のクオリティを一気に向上させる手段として非常に人気です。
| 国内線 | 普通席→プレミアムクラス |
| ポイント | 4ポイント |
| 国際線 | エコノミー→ビジネス | ビジネス→ファースト |
| 欧米路線 | 10ポイント | 20ポイント |
| リゾート・東南アジア・南アジア路線 | 8ポイント | 16ポイント |
| 東アジア路線 | 6ポイント | ー |
| オセアニア路線 | 10ポイント | ー |
ANAラウンジの利用

アップグレードポイントを使えば、ANAラウンジを誰でも利用できるチャンスがあります。
特にブロンズステータスの方にとって、ANAラウンジへのアクセスはこのポイントが鍵。
また、プラチナ以上のステータスでも、同伴者が2名以上いる場合にはアップグレードポイントの使用が必要となります。
ANAラウンジは、無料のドリンクや軽食、Wi-Fi、充電設備などが整っており、飛行機を利用するたびに“旅の満足度”をワンランク引き上げてくれます。
| ANAスイートラウンジ | ANAラウンジ | |
| 国内線 | 2ポイント | 2ポイント |
| 国際線 | 4ポイント | 3ポイント |
※ANAスイートラウンジは、ダイヤモンドメンバーであることが条件
ANA SKY コインへの交換
アップグレードポイントは、ANA SKY コインに交換することで現金同様に使うことができます。
1ポイント=1,000コイン(=1,000円相当)という明確なレートでの換算が可能で、航空券や旅行商品などANAの各種サービスに幅広く利用できるのが魅力です。
とはいえ、交換レートの固定性と汎用性の高さの代償として、“お得度”はやや控えめ。
同じ20ポイントを使う場合、座席のアップグレード(例:国際線ビジネスクラスへの変更)や、ANAラウンジの利用など、本来有料の高付加価値サービスに充てたほうが、金額換算以上の体験価値を得られることが多いのです。
ANA SKY コインの使いどころが知りたい方は、「ゼロから始めるANAマイル生活|ANA SKY コインの貯め方&使い方完全ガイド」へ。
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スターアライアンスのステータス

ANAプレミアムメンバーになると、同時に「スターアライアンスの上級ステータス」も獲得できます。
これにより、ANA便だけでなく、世界中のスターアライアンス加盟航空会社のサービスも、より快適に利用できるようになります。
- ブロンズ→スターアライアンスシルバー
- プラチナ→スターアライアンスゴールド
- ダイヤモンド→スターアライアンスゴールド
詳しい解説は、「アライアンスで旅のコスパが激変!おすすめ所属航空会社も詳しく解説」でしているので、ここでは少しだけご紹介します。
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スターアライアンスシルバー
- 優先空席待ち予約
- 空港での空席待ちの優先
スターアライアンスゴールド
- 空港での優先チェックイン
- 空港ラウンジのアクセス
- 優先搭乗
- 手荷物許容量の追加
- 手荷物取り扱いの優先
- 優先空席待ち
- 予約空港での空席待ちの優先
- ゴールドトラック
スターアライアンスシルバーは「優先空席待ち」など限定的なメリットですが、スターアライアンスゴールドに昇格すると、その恩恵は一気に拡大します。
スーパーフライヤーズ会員とは?一度取得すれば生涯上級会員に!

「スーパーフライヤーズ会員」とは、一度手に入れれば“生涯ANAの上級会員ステータス”を維持できる夢の制度です。
通常のANAプレミアムメンバー(ブロンズ・プラチナ・ダイヤモンド)は有効期限が1年間のみ。
その年のフライト実績に応じて翌年のランクが決まり、ランク維持のためには毎年プレミアムポイントを積み上げる必要があります。
しかし、プラチナサービス以上のステータスを達成した人だけが申し込めるのが「スーパーフライヤーズカード(SFC)」です。
このカードを取得することで、自動的にスーパーフライヤーズ会員となり、プラチナ会員とほぼ同等の特典を、毎年フライト修行をせずとも受け続けられます。
「一度修行すれば、一生楽になる」と言われるSFC修行は、この制度の魅力に由来しています。
長期的にANAを利用する予定があるなら、スーパーフライヤーズカードの取得は最強の選択肢。
おすすめのカードや比較については、「ANAスーパーフライヤーズカード(SFC)を比較!おすすめのANAカードはこれだ!」へ。
ANAプレミアムメンバーになるには?条件と修行戦略

プレミアムメンバーの中でも本気で目指すべきは「プラチナサービス」。
そのプラチナサービスの条件は、年間50,000プレミアムポイントの獲得。
ポイントは、ANAグループ便およびスターアライアンス加盟航空会社のフライトで獲得できますが、うち25,000ポイント以上はANAグループ運航便でなければなりません。
この点が、効率的な修行ルートの設計を難しくしています。
たとえば、国内線だけで50,000PPを稼ぐ場合は、東京〜那覇間の往復を20〜25回程度こなす必要があるため、スケジュールや費用面の計画も重要です。
また、ポイント効率の良い運賃(プレミアムクラスや早割28など)を選ぶことで、より少ない回数で達成することも可能です。
こうした戦略を練る作業がいわゆる「ANA修行」なのです。
修行戦略として、筆者がおすすめしている方法は、プレミアムポイントを構成要素に分解し、それぞれの要素を最大化する方法です!
プラチナポイントの構成要素
まずは、以下の構成要素を把握しましょう。

次に、それぞれの要素を最大化する方法について深堀してみます。
区間基本マイレージ
区間基本マイレージを最大化するコツは、「できるだけ長距離路線を選ぶこと」。
区間基本マイレージは、実際に飛行した距離をベースにした数値で、ANAステータス獲得に必要なプラチナポイント(PP)の根幹を成します。
そのため、同じ回数のフライトでも、長距離便を選べば効率が大きく変わってきます。
たとえば、以下のような比較を見てみましょう。
- 羽田 → 那覇:984マイル(国内線2倍でPP効率は高め)
- 羽田 → 石垣:1,222マイル(国内最長距離路線、さらにPP効率アップ)
- 羽田 → シンガポール:3,312マイル(国際線の中でもPP効率が高い)
- 羽田 → ニューヨーク:6,740マイル(非常に高マイルだが、路線倍率は要確認)
これらを見てもわかる通り、「国内最長路線+プレミアムクラス」や「アジア主要都市を結ぶ中距離国際線」は、少ない回数で多くのPPを稼ぐ戦略として人気です。
予約クラス・運賃種別ごとの積算率
予約クラスや運賃種別によって、フライトで獲得できるプレミアムポイント(PP)の量は大きく変わります。
高額な航空券ほど積算率が高く、効率的にANAステータスを目指せます。
プレミアムポイントの計算において、区間基本マイレージに掛ける「積算率」は非常に重要です。
これは、搭乗した運賃種別や座席クラスによって決定され、最大で150%、最小で30%まで大きな幅があります。
積算率が高ければ高いほど、少ないフライトで多くのPPを獲得でき、効率よくANAプレミアムメンバーを目指せます。
| 国内線 | % |
|---|---|
| プレミアムクラス正規運賃 | 150% |
| プレミアムクラス割引運賃 | 125% |
| エコノミークラス正規運賃 | 100% |
| エコノミークラス割引運賃 | 75% |
| ツアー旅行・格安チケット | 50% |
| 国際線 | % |
|---|---|
| ファーストクラス | 150% |
| ビジネスクラス正規運賃 | 150% |
| ビジネスクラス割引運賃 | 125%・70% |
| エコノミークラス正規運賃 | 100% |
| エコノミークラス割引運賃 | 70%・50%・30% |
路線倍率
路線倍率とは、搭乗路線に応じてプレミアムポイント(PP)が上乗せされるボーナス制度です。
特に国内線利用者には、2倍という破格の倍率が適用されます。
国内線は距離が短いため、通常であればPPを稼ぎにくいのですが、この2倍の倍率により、費用を抑えながら効率的にポイントを獲得可能。
特に那覇や石垣路線は“修行ルート”として有名です。
まさに修行僧たちにとっては命綱のような存在ですね。
| 国内線 | 2倍 |
| 国際線(ANA便のアジア・オセアニア線) | 1.5倍 |
| 上記以外の国際線(スターアライアンス便含む) | 1倍 |
たとえば、羽田〜那覇間(国内線)の区間基本マイレージ984マイルをプレミアムクラス正規運賃(積算率150%)で搭乗した場合:
- 通常のPP計算(倍率1倍):984 × 150% = 1,476PP
- 路線倍率2倍を適用:1,476 × 2 = 2,952PP
なんと1フライトで約3,000ポイント!
50,000PPを目指すなら、これだけで約17往復で達成可能になります。
搭乗ポイント
搭乗ポイントとは、特定の条件でフライトを利用した乗客に対して加算される「固定ボーナスポイント」です。
高額な運賃で搭乗した人に対するANAからの“ご褒美”のようなものです。
プレミアムポイントの計算式において、搭乗ポイントは唯一「フライト距離に関係なく定額で加算される」要素。
そのため、短距離路線でも高運賃で乗れば、効率よくプレミアムポイントを稼ぐことができます。
| 国内線 | ポイント |
|---|---|
| プレミアムクラス、エコノミーの正規運賃、ビジネスキップ、株主優待割引 | 400ポイント |
| 乗継特割、特定便乗継割引 | 200ポイント |
| エコノミークラスの各種割引運賃 | 0ポイント |
| 国際線 | ポイント |
|---|---|
| ファーストクラス | 400ポイント |
| ビジネスクラス | 400ポイント |
| エコノミークラス(正規運賃) | 400ポイント |
| エコノミークラス(各種割引運賃) | 0ポイント |
羽田〜伊丹(距離わずか280マイル)をプレミアムクラス正規運賃で利用すると、
- 区間基本マイレージ × 積算率(150%) × 路線倍率(2倍)
= 約840PP - + 搭乗ポイント400PP
= 合計 約1,240PP
このように、距離が短くても高運賃なら「一撃1,000PP超え」も可能。
搭乗ポイントは、短距離・高運賃で修行する場合にとても効果的です。
プレミアムポイントシミュレーショターの活用
ポイントシュミレーターを活用するとベストなルートが見つかります。

まとめ

以上で、「ゼロから始めるANAマイル生活」は完全終了です!
ここまで読んでいただいた皆さんは、もう立派なANAユーザーです。
ANAマイルの仕組みを理解し、「マイルでお得に旅をする」から、「上級会員で優雅に旅をする」へステップアップしていきましょう!